ぼっちな天才が好き放題書くブログ

ぼっちな天才をやらせていただいてます。社会、仕事、教育を個人的な目線で好き放題書くのです・・・

公立学校の義務教育に関わると大人も子供も得しない

義務教育では毎日宿題というものが出され、時間外で努力をしたことが認められる傾向にあるなと考えていたところからおもむろにブログ作成のページを開いていました。

 

私の義務教育時代を振り返りながら、義務教育での「授業」から「塾」といった時間外にさらに学ぶことを推奨する傾向について考えていたら、教育する側、される側、どっちも得しないなと気づいてしまいました。

 

皆さんも自分の義務教育時代を思い返してみて下さい。

お子さんがいる方には是非読んでほしいです。

 

義務教育での授業

確かに約一時間ごとに休憩をはさみ、計画に沿った授業を行っていくことに関しては良い感じです。

しかし、その日の授業を受けるために予習、復習を行い、宿題というものをこなさなければインプットができないほどの分量を課すのは完全に学校運営側のマネジメント不足と言わざる負えないでしょう。

 

私の場合ですが、小学校の授業は聞いているだけでテストの点は満点で、宿題はしていませんでした。(もちろん怒られ、成績の欄には提出物は出しましょうとの文言が、、、)

つまり小学校の教育は定められた時間内で吸収し、パフォーマンスを発揮することができたといえるでしょう。

 

そこにほころびが生じたのが中学校に入学してからです。

授業を聞いているだけではテストの点数が満点ではなくなり、びっくりした私は自宅でも勉強をすることになりました。(時間外労働ならぬ時間外勉強をしている気分でした)

結果として9割ほどの点数を取ることはできたのですが、満点ではありませんでしたので今まで満点が当たり前だった私には9割でも6割でもあまり変わらない感覚なのでした。

周りからはすごいねともてはやされたのですが、何がすごいことなのか全然理解のできない私は学ぶことの意味を失い当時所属していた部活(運動部)の方に力を入れるのでした。

 

もちろん当時からこのようなことは小学校と中学校のテストの考えが異なっていることから起こることであることも理解していたのですが、そのために勉強における完全な成功体験を失ってしまったともいえます。

 

学校の外で勉強するという不合理

学校で成績が良くないから塾へ行かせる、友達の子供が行っているから塾へ行かせる。

私がもし子供を塾へ通わせるとすれば圧倒的に後者の理由でしょう。

 

もしお子さんを塾に通わせようとしている親御さんで成績が良くないから塾へ行かせるなどと考えているのであれば、絶対失敗するのでやめましょう。

やってることは義務教育レベルの問題で学校も塾も変わらないのですから家で、あなたが何とかできるはずです。

そのような協力する姿勢がとれないのであれば子供にだけ背負わせるのはやめましょう。それよりも義務教育ではおざなりになりがちな勉強以外の習い事をいろいろやらせてあげましょう。

 

塾という場は普段とは異なるコミュニティを形成することにおいてとても有意義なものとなりますが、やっている内容は学校でやることと同じであるという点でほかの習い事(野球、ピアノ等)とは一線を画すものであると思いからこのようなことを書いています。

 

もちろん野球、ピアノといった授業も存在するのですが1年で数回の授業で何ができるというのかということです。

 

求められるのは教育者の実力主義的評価制度?

はてなマークを入れたのはふと思いついたことなので検証をしていないからです。

私の考えは教育する側もされる側も実力主義で、という考えがとても強いと思うのですが、それでは学力の低い子供へのケアが不十分となってしまうことが課題なのでしょう。

しかしそれがわかっていながらあえてここで書く理由もあります。

 

学力の高い、知能の高い子供へのケアが今の教育では不十分である。

実力はあっても周りに合わせるのが当たり前であると教えられるのであれば突出した人物は絶対に育ちません。

たまにニュースなどで

今の日本にはリーダーがいないのでリーダー育成を早急に進める必要がある

 

と声をあげていますが、遅すぎます。

子供の内からそのような教育をしていかなければ本当のリーダーは育たないのでしょう。

 

はじめから少し話がそれましたが、本題は教育者の実力主義制度です。

大手予備校や私立の学校によくある話ですが、カリスマの講師と呼ばれる人たちの給与は一般の人と比べて大きな差があります。

一方で公立学校であればほぼ同額です。

 

先ほど私は学力の高い、知能の高い子供へのケアが不十分という話をしましたが、

それは教育を行う側でも同じなのです。

優れた能力を持っていても見合った給与が支払われないのであればやる気が起きるはずもありません。

むしろ周りの業種より少し良い額であるがために安定を求めてしまいがちです。

 

そのような問題をどのように解決していくのでしょうか。

それとも本当にもう遅いのでしょうか・・・