ぼっちな天才が好き放題書くブログ

ぼっちな天才をやらせていただいてます。社会、仕事、教育を個人的な目線で好き放題書くのです・・・

20歳で大学に行く意味を見いだせなくなった

今週のお題「20歳」

 

。。ちゃんと退学してますよ

 

20歳というのは私にとって大きな変化があった年でした。

 

私は大学に入学はしましたが、卒業はしていません。

いわゆる「中退」であり、学歴上は「高卒」となります。

 

そして、大学を辞める決意をしたのが丁度20歳の時でした。

 

もともと大学に行くつもりはなかった

もともと体を動かすことの方が好きだった私なので、将来は肉体労働によって対価を得るものとばかり考えていたのです。

 

しかしそんな私が進学した高校は地元でも有名な進学校でした。

 ※このあたりにもいろいろ紆余曲折あるのですが、また機会があれば書きたいと思います。

 

進学校なのでみんな進学します。

周りが全員大学の話をしている中、私は正直どうでもよかったのですが、両親からの要望もあり、手ごろな国立大学へ進学することにしました。

 

よく合格してうれし泣きしている受験生がいますが、努力というものは運動限定であった当時の私には全く理解ができませんでした。

 

アルバイトとして初めて働いたことでこれからの人生について考えるようになった

そんなこんなで大学へ入学した私ですが、正直びっくりしていました。

こんなことを4年間もかけて行うのか 

1単位とるのに1コマ90分の15コマ分くらい通学する必要があるのですが、がっつりやれば大体1日分で取れてしまうようなものばかりでした。

 

本当にいく意味を見いだせなかったのですが、大学に通うことでしか見いだせないものもあるのではと講義に言ったりもするのですが、結果はおなじでした。

 

本を15分読んで得られることを 90分じっくりと行うのです。

なので、出席のゆるい講座をねらってテストだけ受けに行くような単位の取得方法を取っていました。

 

では大学以外で何をしていたかというと、、友達の紹介でバイトを始めていました。

接客の仕事でしたが、お客さんと話をするのが楽しくて(厳密にはいろいろなタイプの人を見るのが楽しくて)どんどんのめりこんでいきました。

 

今までの学生生活がどれだけ狭いかもわかりましたし、同時にこれからの学生生活も狭いものであるという絶望感が漂っていました。

 

周りは考えすぎ、今そんなこと考えてもしょうがない(卒業してからでも遅くない)

 

絶望感は働くことによって解消していきました。

 

当時は教科書よりも実践できる喜びがとても大きくて、自分が周りと少し違う道を進み始めていることに気づきながらも知らぬふりをしていました。

 

学年で2年となり、大学の単位もおざなりになってきたあたりで周囲が異変(笑)に気が付き始めたのです。

 

私は素直に以下のことを伝えました。

  • 内容的には問題なく吸収できていること
  • これ以上時間を無駄にしたくないこと
  • 大学を続けていく方が人生にマイナスであると判断したこと

 

周囲の理解を得られるのはそれからさらに3年ほどたってからのことですので、この時点では拙い私の説明もあり猛反対でした。

 

当時の私は特に問題視せずにそんな生活を3年ほど続けます。 

 

意外と世の中生きていける

アルバイトから契約社員となって次第に職場でもベテランとなっていきましたが、もともといろいろな仕事がしたかった私ですので、新しい仕事に興味を持ち始めていました。

 

それが今の仕事であるSEです。

 

正直自分にはSEは向いていないと思っている今日この頃ですが、転職を決意した時は技術職にあこがれていました。

 

人当たりはいい方ですが、私は人の内面を見るのが得意なのであまり長い時間同じ職場で働くのに向いていないため、これ以上同じ職場ではぼろが出ると感じていました。

 

なので出向があって、比較的変な人でもやっていける、さらには転職が容易なSEはとても魅力的な職業でした。

 

あれから年月が経っていますが、学歴が邪魔になったというケースは特にありませんでしたし、それよりもコミュニケーション能力が重要だなというのを身に染みるほど感じていました。

 

少し前に企業が最も欲するのはコミュニケーション能力というアンケート結果がネットでニュースなどで取り上げられていましたが、普通に大学で勉強しているだけでは企業の求めるコミュニケーション能力というものは絶対に身につかないでしょう。

 

なんだかんだで不自由はしないものだなということと、行動してよかったなという気持ちが今は強いです。

 

道を外れないと見えないものもある

しばらくは落ち着くつもりもない私ですので、これからもいろいろなことに挑戦したいと思っています。

 

 ソクラテスの「無知の知」という言葉がありますが、もしも私があのまま大学にいたら、今の生活について考えることすらなかったと思うのです。

 

そんなの無理に決まってるという話ではなくて、

あのまま生活を続けていたら、きっとその先の道が固定されてしまい、別の道があることについて考えるという根本的なことにすら気づけなかった可能性があるということです。

 

今の私にはこれからの道、道を外れて別のことをする道がイメージできます。

こう考えることができるようになったことが一番の成長だと思うのです。

 

とりあえず今日はこんな感じで終わりにしたいと思います。